衝撃的なタイトルですみません。
でも、個人的には結構本気でそう思っています。
【指定伝票】をやめない会社は倒産する。
「指定伝票」って本当に面倒くさいんですよね。
まだ注文内容を印刷された指定伝票で、
日付を書いてハンコを押すだけなら許せるかもしれません。
でも、「手書きの指定伝票」は、
はっきり言って時代錯誤もいいところ。
複写式はもう最悪です。
私は筆圧が弱いので5枚とか6枚重ねの伝票になると、
最後の受領書が薄い文字になってしまって、
ぎりぎり読めるかどうか?という状態です(笑)
その上、ほとんどが有償なんですよね~。
1ヶ月にたくさん注文をくれるお得意様なら、
わからないでもないですよ?
1年に1件か2件の注文があるかどうかの客先の指定伝票を
なぜ買わなくちゃならないのでしょうか?
【指定伝票】がダメな理由
指定伝票は管理が大変
私は自慢じゃないですが、
50冊以上の指定伝票を1人で管理しています。
自分に与えられたデスクに置かなければならないので、
伝票を置くスペースを確保することがまず大変です😢
そして在庫が切れる前に補充もしなければいけません。
指定伝票を書くことが大変
冒頭でも言いましたが、
複写式の伝票を書くにはかなりの筆圧が必要です。
そして客先によっては、
社印・角印を押す箇所がたくさんあります。
もちろん書き間違いをすると、
訂正印ですまない場合は、
最初から全部書き直しという
無駄な時間のロスまで背負うことになります。
指定伝票なのかどうかの確認が大変
50冊以上も指定伝票があると、
1年に数回しか注文がない客先の場合、
「この会社は指定伝票だったのか?」
という確認をする作業がまず必要になってきます。
一応リストにはしていますが、
それが手間なんですよね(笑)
そして、なんと客先によっては、
「前回の注文内容の場合は指定伝票だったけど、
今回は指定伝票じゃない。」
なんてことを平気で言ってくる所もあります😅
請求書を付けるかどうかの確認も大変
「一品一葉」の形で、
納品と共に請求書を付けてほしいという客先もあれば、
「一括」で締めて合計金額のわかる表紙を付けてから、
まとめて請求書を送ってほしいという所もあります。
うちの会社は「一品一葉」の場合は営業で請求書を発行。
「一括」の場合は経理部から発行しているので、
そこをはっきり確認しておかないと、
あとで「請求書どこいった?」となる可能性が高いのです。
こちらももちろんリストにはしていますが、
営業さんが把握してくれていないので、
「一括で送るはずの請求書を客先に渡してしまった」
ということが頻発しています😅
まぁ、この場合は客先の担当者が、
気付いてくれないのも問題だと思いますが(笑)
大変大変と書いていると、
お前が面倒くさいだけだろうと言いたくなるかもしれませんが、
ここからが実は本題です✨
【指定伝票】をやめなければならない理由
指定伝票は細菌だらけ
コロナ禍で潔癖症ではない私も
ウィルスや細菌に敏感になり、
アルコールが手放せない毎日になりました。
そんな中で印刷された指定伝票ならまだしも
「手書きの指定伝票」って
細菌だらけだと思いませんか?
一所懸命に筆圧を出そうとすると、
知らないうちに手汗をかいている可能性もあります。
その伝票をやりとりしていると思うだけで、
私はゾッとしてしまいます(笑)
テレワークになったらどうするの?
私がテレワークになったと仮定すると、
まず50冊の指定伝票は持って帰れません(笑)
そして、社印や角印もグループに1個しかないので、
持って帰るわけにはいきません。
(電子印鑑も早く浸透してほしい)
そうなると、
会社にいる誰かにお願いすることになりますが、
正直それも億劫です・・・。
最終的には、
「指定伝票」を書くためだけに出社することに。
=テレワークができない
ってことになりますね😭
大手企業の身勝手な要求
先日、大手のS社からとある要求がありました。
現在は印刷済みの指定伝票が郵送されてくるか、
S社の決められたBOXに入っているのを
うちの営業が訪問時に回収しています。
それをミシン目付の白紙の紙を購入して、
S社の新しいシステムにログインして、
指定伝票を貴社で印刷してもらえないか?
という内容でした。
そうすれば確かにS社の社員達は、
テレワークできる環境になるでしょう。
でも、その話を引き受けた場合、
うちはどうなるんですか?って話です。
伝票を購入しないといけないわ、
新しいシステムへのログイン方法から
覚えなければならないわ、
プリンターで手差しで印刷しないといけないわ、
ますますテレワークできなくなるんですけど😭
せめてA4の普通紙に印刷なら理解できなくもないですが。
大手だからと言って、あまりにも身勝手なやり方です。
テレワーク推奨の会社は離れていく
上記の理由によって、
「指定伝票ではなく、
弊社フォーマットの伝票に変更可能ですか?」
という要請が出てくることになるでしょう。
その要請を軽んじて検討することなく、
頑なに断り続けていると、
「コロナ対策のため、
貴社とのお取引は終了させていただきます」
という展開も十分にありえます。
【指定伝票】を廃止しましょう
どう考えても、
「指定伝票」は取引先にとっては、メリットがまったくない厄介な代物です。
さっさと廃止してしまうのが吉!
ここで実行できるかどうかが、
運命の分かれ道となるでしょう。